【メルカリの常識⁉】メッセージカードは添えるべきか?書き方や注意点についても紹介します。
こんにちは!
いつも読んでいただきありがとうございます。
メルカリで商品が売れていざ梱包!というときにちょっと悩むのがメッセージカードですね。
「商品だけ入れるのは素っ気ないだろうか……?」
「でもゴミが増えるだけかな……?」と迷ってしまう方もいらっしゃると思います。
そこで今回はメッセージカードの書き方や、
そもそもメッセージカードは送るべきなのかについて書いていきます。
そもそもメッセージカードは入れるべきか
結論としては、どちらでも大丈夫です。
当然ですが、商品に不備や破損なくしっかりとお届けすることが1番大切なのであって、
メッセージカードは絶対に付けなければならない、付けないのは失礼だ、ということにはなりません。
とはいえ、メッセージカードを入れることで丁寧で良い印象になる場合が多いのも事実です。
特に女性の方からは喜んでいただけることが多いですね。
メルカリボックスなどでも様々な意見がありましたので、特に多く見られた意見をまとめてみました。
基本的には自分が共感できる方に従って書いたり書かなかったりで大丈夫だと思います(*^^*)
メッセージカード嬉しい派の意見
・丁寧な方なんだなと思う
・出品者さんの心遣いを感じて嬉しい
・顔の見えない取引なので、手書きのメッセージだとほっこりする
中には泣くほど感動する!という方もいらっしゃいました。(笑)
メッセージカードいらない派の意見
・感謝は取引メッセージで伝えれば十分
・処分するのが心苦しい
・(新品を購入した場合)なんだか中古感を感じてしまう
どちらかというと少数派ではありますが、メッセージカード不要と思っている方の理由はこんな感じです。
特に新品を送る場合は、
中古品やハンドメイド品を送る場合に比べるとメッセージカードはあまり喜ばれない傾向にあります。
送るとしても、捨てやすいようなシンプルなものが良いですね(*^^*)
メッセージカードを書くポイント
メッセージカードを書くポイントですが、
・長文は避ける(シンプルでOKです)
・捨てやすいものにする
・手書きで書く
こちらの3点です。
まず、基本的に長文すぎるのはNGです。
そしてしっかりとした便箋よりも、小さめのメモ紙や付箋紙など、もらった側が捨てやすいようなものが無難です!
感謝の気持ちを存分に伝えたいという姿勢はとても素敵なことなのですが、
もらった相手が「なんか重い……。」と引いてしまう場合もありますので、ある程度シンプルに書くのがオススメです。
ただし、取引メッセージのやり取りが親しい感じの方やある程度仲良くなったリピーターさん等、相手によって内容を変えていくのはとても良いと思います(*^^*)
また、一般的にはパソコン等で印刷したものよりも、手書きの方が比較的好印象です。
「顔の見えない取引でメッセージも活字のみなので、人間性が垣間見えると安心する」と感じる方が多いようですね(*^^*)
メッセージカードで使える例文
ここからは、実際にメッセージカードを書く際に使える例文を紹介していきます。
今回は通常のお取引で使えるシンプルなものをご用意しました。
・一般的な例文
「この度は数ある商品の中からお選びいただきまして、ありがとうございました。お品物が○○様のお役に立てましたら幸いです。」
「この度はご購入いただきありがとうございました。またご縁がありましたら、どうぞよろしくお願い致します。」
基本的には、感謝の気持ちがひと言添えられていれば充分です。
・商品に注意事項がある場合
「この度はご購入いただきありがとうございます。
こちらの商品は色落ちしやすいため、お洗濯の際は他のお洋服と分けていただきますようお願い申し上げます。
お品物が〇〇様のお役に立てましたらとても嬉しく思います。」
こういった注意事項は出品の際に商品説明欄に記載しておくことが前提ですが、改めてメッセージに書いておくとより丁寧で親切ですね(*^^*)
他にも「〇〇すると長くお使いいただけます。」「月に一度○○でメンテナンスすることをオススメします。」など、
商品を良い状態に保つコツがあれば一緒に書いておくととても親切ですね(*^^*)
こういったメッセージであれば多少文章が長くなってしまっても大丈夫です!
・発送が遅れてしまった場合
「この度はご購入いただきありがとうございます。
こちらの不手際で発送が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。
今後はこのようなことがないように気をつけて参りますので、
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願い致します。」
発送が遅れてしまったなど、こちらの不手際でご迷惑をおかけしてしまった場合は、
取引メッセージだけで謝罪するよりも、このようなメッセージを添えて送った方がより謝罪の気持ちが伝わるのでオススメです。
普段メッセージカードは書かない人でも、
こういうときは書くようにしている方も多いようです。
こんなメッセージカードはNG!
次に、NGなメッセージカードの具体例を紹介します。
・字が雑すぎる
・誤字脱字が多い
このようなメッセージカードは逆効果になってしまう可能性があります。
心がこもっているのか謎なほど字が雑であったり、誤字脱字があったりすると、
「メッセージカードを添えれば良い評価がもらえるとでも思ってるのか!?」と、逆に不愉快な気分にさせてしまう危険性がありますので気を付けましょう。
先ほどは手書きをオススメしましたが、どうしても字に自信がない場合は印刷したものの方が無難かもしれません。
【注意】メッセージカードは「信書」です。送り方に注意!
突然ですが、今送ろうとしている商品は、何で発送する予定でしょうか??
「定形郵便」「定形外郵便」「レターパックライト」「レターパックプラス」「スマートレター」「ミニレター」「EMS」「飛脚特定信書便」であれば問題ありませんので、ここから先は読まなくても大丈夫です。
それ以外の発送方法の場合はちょっと注意が必要ですので、ぜひここから先もお読みください。
上にも書いたように、メッセージカードは「信書」というものになります。
「信書」とは何かというと、
「信書」とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と郵便法及び信書便法に規定されています。
「特定の受取人」とは、差出人がその意思又は事実の通知を受ける者として特に定めた者です。
「意思を表示し、又は事実を通知する」とは、差出人の考えや思いを表現し、又は現実に起こりもしくは存在する事柄等の事実を伝えることです。
「文書」とは、文字、記号、符号等人の知覚によって認識することができる情報が記載された紙その他の有体物のことです(電磁的記録物を送付しても信書の送達には該当しません。)。
なんか難しい表現ですが、
基本的にメッセージカードは、購入してくださった方に感謝の思いを表現した紙になりますので、
「信書」と認識しなければならないようですね。
他にも、納品書や領収書等が「信書」にあたります。
詳しくは総務省のガイドラインに掲載されていますので、興味のある方はご確認ください(*^^*)
※総務省|信書通信業|信書のガイドライン
http://www.soumu.go.jp/yusei/shinsho_guide.html
少し話が逸れましたが、この「信書」は先ほど書いた郵送方法以外で送ってしまうと、
郵便法4条4項に違反してしまい、
三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金となります。
なんとまあ恐ろしい(・・;)
ゆうパックやクリックポストとかはダメだし、
ヤマト運輸は全てアウト、
佐川急便も「飛脚特定信書便」というもの以外はダメなんですね……(・・;)
と言いたいところなのですが、
例外としてこれらの方法でも「信書」を送ることができる法律があります。
「但し、」以降の部分をよ〜く見てください。
運送営業者、その代表者又はその代理人その他の従業者は、その運送方法により他人のために信書の送達をしてはならない。但し、貨物に添附する無封の添状又は送状は、この限りでない。
引用元:法律第百六十五号 - 衆議院
ということで、
・荷物と一緒に送っている
・あくまで荷物がメインであることが分かる(内容が送った荷物としっかり関連性がある)
・無封である
この状態であれば、「信書」送付可能な発送方法以外でも、合法に信書を送ることができます。
ちなみに「無封」とはこのような状態です。
「無封」とは、(1)封筒等に納めていない状態、(2)封筒等に納めて納入口を閉じていない状態のことをいいます。また、封筒等に納めて納入口を閉じている場合であっても、(3)当該封筒等が透明であり容易に内容物を透視することができる状態、(4)当該封筒等の納入口付近に「開閉自由」等の表示(※)をするなど運送営業者等が内容物の確認のために任意に開閉しても差し支えないものであることが一見して判別できるようにしてある状態も「無封」に含まれます。
引用元:「信書に該当する文書に関する指針」Q&A集
誰でも中身を確認できるような状態になっていれば大丈夫なんですね。
ネットショップで買ったものが宅急便で届いたとき、納品書も普通についてきますよね?
基本的にはそういう感じであれば問題ないということです。
ひと安心。。。(*´-`)
先ほど書いたような、紙に書いたものを貼っておくスタイルであれば大丈夫です(*^^*)
(お取引と全然関係ないような内容は書いちゃダメですよ‼笑)
どうしても封筒に入れてさらに糊付けまでしたいという場合は、「開閉自由」などと忘れずに書きましょうということですが、
そこまでしてしまうと購入者さんが引いてしまう可能性大なので、
そもそもそういったメッセージカードはメルカリ等のお取引には向いていません。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
メッセージカードを添えることで相手に感謝の気持ちを伝え、
お互い気持ちよくお取引をする手助けになりますので、ぜひ有効に活用してみてください!
ですが、心がこもりすぎていると「重すぎて怖い」と引かれてしまう可能性もありますので、熱量はほどほどにしましょう。
最後にちょっと余談です。
私はこれまで600件近くメルカリで販売してきて毎回メッセージカードを付けているのですが、販売する商品によってメッセージカードが喜ばれる傾向が異なると感じています。
新品を好む方からはあまりメッセージカードへの反応は多くありません。
中古品やハンドメイド品を販売した際は、
比較的メッセージカードも喜んで頂けることが多く、評価等でメッセージカードについてもお礼のコメントを頂けることが多々あります。
特にハンドメイド品がお好きな方は、手書きのメッセージカードでほっこり感じてくださる方が多いのかもしれません。
商品によってメッセージカードも内容を変えてみると良いかもしれませんね(*^^*)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました‼